腸管~健康の基本~

「人は、食べるものによってつくられる!」

この月並みなことわざには、無視できない真実が含まれている。
ところが、毎日消費される食物や飲物の種類と量だけでは、できる限り高い健康度を長期にわたって維持することはできない。
そこで、健康障害が現れた場合には、すべての量を考慮し、これらを個々に完全なものにすべきである。
本書は、特に自然療法の実際的経験(自然な健康および治癒を助ける治療法)から知識と技量とを獲得した治療法を実践する医師が
書いたものであり、健康でありたい、健康になりたいと願っている人にとって非常に価値のある入門書である。

私は、この入門書が広く普及することを望む。
Julius Hackethalt †
教授、医学博士、全身療法専門医

多くの慢性疾患では、かなりの患者が、長年にわたって無駄な治療を受けた後に、疾患が治療不可能と評価されて
全く治療をしてもらえない場合に自然療法の診療所を訪れるという事実に直面する。
長年にわたる治療法の実践者としての経験によれば、私は、これら疾患の多くがその罹患率から文明病と分類しなければ
ならないことに気づいた。これには、例えば神経皮膚炎が当てはまり、
神経皮膚炎はすべての年齢で現れる可能性があり、医学教育的観点では、治療不可能とみなされている。

消化器障害の罹患率は、それより遥かに高い。
ほとんどの人には、消化器障害があっても気付かれないことが多く、事実誤認の病状が改善せず、その人が慢性疾患に移行する。
一方、私が長年にわたって治療した数千に及ぶ症例は、自然療法がこの対処に奏効することを裏付ける証拠を示している。
なぜならば、私の患者の多くが現在健康に生活し、薬剤に依存していないからである。

健康な生活の基礎となる普遍的知識および基礎知識の一部を本書で説明する。

Joachim B. Vollmer

目次①
・健康の基本
・健康への王道
・消化管の役割
・消化管障害
・腸管運動低下とその結果
・「筆舌に尽しがたい」テーマ
・腸管毒素の遠隔作用
・正常な腸管機能の回復
・種々の簡単な検査法
・大腸水洗浄法のための前処置
・小腸・大腸マッサージ
・結腸マッサージの技術および経過I
・結腸マッサージの技術および経過II
・腸内腐敗および腸内発酵の発生
・真菌
・カンジダとは何か?
・真菌-役に立つことがあっても危険
・真菌性疾患の治療法
・真菌性疾患に対する同毒療法
・洗浄法における腸内細菌叢の意味
・生物学的平衡の障害=共生異常
・共生異常状態の腸内細菌叢の事例
・細菌学的糞便検査
・完全な腸内細菌叢の再建
・断食-最も古い治療法
・断食療法-流行の治療法
・正しい食事作法
・腸管洗浄における日課

目次②
・回復食
・刺激の少ない腸管規定食-第1段階
・刺激の少ない腸管規定食-第2段階および第3段階
・制限食に関する全般的ガイドライン
・最適消化のための分割食
・心因性栄養障害
・食事に関する質問
・体重過剰のジレンマ
・うたい文句「Fd.H.」(半分だけ食べる)は文字どおり受け取れない。
・食事療法
・免疫不全は疾患を招く
・糖に関する我々の問題
・人工甘味料は、健康に有害か
・栄養素としての脂肪
・タンパク質-生物の構成要素
・ビタミン、不可欠の補助物質
・他の生命に必要(必須)なミネラル
・各種香辛料(スパイス)の意味について
・食塩(NaCl)
・胃症状
・放屁
・下痢
・便秘
・胸やけ
・解毒治療
・治療指針
・最も多い質問に対する回答